医療・介護分野の情報サービスを手掛けるメドレー(東京都)は、遠隔診療サービス「CLINICS(クリニクス)」を開発し、2016年2月上旬に導入医療機関の募集を始めた(ニュースリリース1)。診察の予約から診療、会計、アフターフォローまでをオンラインで実現する。

サービスの概要
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 ここにきて遠隔診療サービスの開発事例が増えているものの、ビデオチャット(テレビ電話)や診療費決済のシステムを「個々の医療機関が負担して導入する障壁は低くない」(メドレー)。

 そこでCLINICSでは、予約から診療、会計、アフターフォローまでの一連のフロー構築を支援する。医療機関が負担するシステム利用料は月額5万円からで、患者側はパソコンなどのWebブラウザーでの利用が可能だ。