屋根上太陽光の開発を強化(写真はイメージ)
屋根上太陽光の開発を強化(写真はイメージ)
(出所:日経BP)
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 IT関連などを手掛けるジオネクストは2月10日、子会社のエリアエナジー(東京都千代田区)が、屋根上太陽光発電の売電権利(設備認定ID)を200件で合計4MW分、取得したと発表した。取得額については未公表。

 日本屋上発電所(東京都中野区)から購入した。エリアエナジーは、関東圏、関西圏の都市部に立地する大型建築物の屋上に太陽光発電所を設置する事業を進めており、今回の権利取得がその核となるという。

 同社では、屋根上へのパネル設置ノウハウを持つ施工事業者とも連携し、今後、さらに屋根上太陽光の設備認定IDの取得を目指すという。

 今回取得した屋根上太陽光の案件は、大型建築物の屋上のため、日照を遮るものが少なく、安定した売電収入が期待できるという。同社の運営する太陽光案件の紹介サイト「エリアナビ」への登録も進め、他社への販売も検討していく予定という。

 日本屋根上発電所は、「東京屋根上発電所」と名付けたプロジェクトを打ち出し、都内に35MW分の屋根上太陽光発電所を建設する目標を掲げている。