ドイツDaimler社の日本法人であるメルセデス・ベンツ日本は2016年2月10日、東京都六本木にある同社のショールームの隣接地に、イベントスペースとゲストラウンジ(利用者待合所)を合わせた施設「Mercedes-Benz Connection NEXTDOOR」を開設した(図1、 PDF形式のニュースリリース)。期間ごとに異なるテーマのイベントを催す。第一回のテーマとして、SUV(スポーツ・ユーティリティー・ビークル)向けのオフロード体験施設を設置した。
メルセデス・ベンツ日本は2016年のテーマとして「SUVイヤー」を掲げており、SUVの展開を拡大する計画を立てている(関連記事1)。同施設のイベントスペースでは、SUVの走行性能を体験できるようにオフロードコースを再現したアトラクション「SUV EXPERIENCE」を用意した。具体的には、起伏の激しい岩場を再現した経路「BALANCA MOGUL」や、岩山をイメージした階段状の「CROSS HILL」、最高地点が9mで最大傾斜角が約45度の上り坂「MOUNTAIN CLIMB」の三つだ(図2~4)。