出力は約1.176.6kW、単結晶シリコン型の太陽光パネル4440枚を並べた
出力は約1.176.6kW、単結晶シリコン型の太陽光パネル4440枚を並べた
「祖母石ソーラー発電所」の全体画像(出所:協和エクシオ)
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 通信分野などの電気通信関連インフラ企業である協和エクシオは2月5日、山梨県韮崎市で、出力約1.176.6kWのメガソーラー(大規模太陽光発電所)「祖母石ソーラー発電所」が完成したと発表した。

 2月3日に売電を開始し、2月4日に開所式を開催していた。韮崎市下祖母石にある土地を借り、メガソーラーを設置した。敷地面積は約1万4000m2となる。

 同社は、太陽光発電所のEPC(設計・調達・施工)サービスだけでなく、発電事業も運営している。発電事業者としては、山梨県内で4カ所目、日本全国では11カ所目の太陽光発電所となる。

 年間発電量は、一般家庭約350世帯の消費電力に相当する、約120万kWhを見込んでいる。

 設計・施工は、100%子会社であるサンクレックス(東京都荒川区)が担当した。

 太陽光パネルは、シャープ製を採用し、単結晶シリコン型を4440枚設置した。近隣に幹線道路があるため、太陽光パネルによる反射光が、ドライバーの視覚に悪影響を及ぼさないように、通常よりも設置角を低くしたという。

 パワーコンディショナー(PCS)は、ダイヘン製を採用した。空調機を使わないタイプのため、運転を高効率化できるとしている。