AiFIT(仮称)の画面サンプル
AiFIT(仮称)の画面サンプル
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 ソニー・ライフケアグループのライフケアデザインは2017年2月7日、運営する介護付有料老人ホーム「ソナーレ祖師ヶ谷大蔵」に、ソニーモバイルコミュニケーションズの健康管理サービス「AiFIT(アイフィット)」(仮称)を試験導入したと発表した(pdf形式のプレスリリース関連記事)。個別機能訓練の充実や生活リハビリへの活用につなげる。

 アイフィットは、日常の記録と毎月の測定による健康管理アドバイスサービス。試験導入では、センサーデバイスとタブレット端末を使って体力や認知レベルを測定する。測定種目は、体力6種目(発声継続時間、タップテスト、アジリティテスト、足上げテスト、ステップテスト、スクワットテスト)と認知機能2種目(記憶力テスト、注意力テスト)。

 測定結果は持久力や筋力、認知機能など6つの観点から判定し、その内容に応じてリハビリのトレーニングメニューを提示する。トレーニングメニューの内容は、ソニーモバイルコミュニケーションズが提供する筑波大学監修のメニューのほか、ライフケアデザインの作業療法士がカスタマイズした独自メニューも提案できる。

 ライフケアデザインは試験導入の結果を踏まえ、2017年5月1日に開所する介護付有料老人ホーム「ソナーレ浦和」にもアイフィットを導入する予定だ。