太陽光パネルメーカーのカナディアン・ソーラーは2月4日、カナダで開発された、出力60MWのメガソーラー(大規模太陽光発電所)「Southgate Solar facility」に、太陽光パネルと中圧対応の発電設備を供給したと発表した。

 メガソーラーは、Samsung Renewable Energy社とConnor, Clark & Lunn Infrastructure社が共同で開発した。両社が開発した、別の出力60MWのメガソーラーにも太陽光パネルと発電設備を供給することを発表していた(関連ニュース)。

 太陽光パネル出力は60MWで、発電所としての出力は50MWとなる。

 100%子会社のCanadian Solar Solutions社が供給した。太陽光パネルは、オンタリオ州にある工場で製造した「CS6X」シリーズを納入した。中圧対応の発電設備は、30台供給した。

 メガソーラーは、オンタリオ州グレイ郡Township of Southgateに立地する。

 年間発電量は、カナダの一般家庭約7600世帯の消費電力に相当する、約8万6500MWhを見込んでいる。

 カナダの系統運用機関(Independent Electricity System Operator:IESO)との20年間の電力購入契約期間中に、約7万tのCO2の削減効果があるとしている。