米Altus Power America社は2月3日、マサチューセッツ州フレイミングハム(Framingham)にある商業施設の屋上で1.672MWのメガソーラー(大規模太陽光発電所)が竣工したと発表した。
「ショッパーズ・ワールド(Shoppers World)」という大規模なショッピングセンターの屋上に設置した。
ネットメータリングにより、フレイミングハムの町が電気代を節約することが可能になるとしている。同町は、このメガソーラー・プロジェクトを当初から支援してきたという。
稼働後、最初の1年間に213万3000kWhの発電を見込む。この電力量で、約1500tの温室効果ガス、ガソリン換算で16万9000ガロン(約64万l)分の削減が可能とする。
Altus PowerのTom Athan社長は、「今回のような太陽光発電プロジェクトは、マサチューセッツ州が奨励してきたもので、米国に必要だ。広い屋上には空調設備の屋外ユニット以外に何もなかったが、今ではクリーンなエネルギーを生み出し、町で暮らす人々にとって電気代の節約にもなる」と述べている。
同社は、コネチカット州グリニッジ(Greenwich)を拠点とし、クリーンエネルギーへの投資、プロジェクトの保有や管理などの事業を行っている。ゴールドマンサックス社の代替エネルギー投資グループなどがAltus Powerに出資している。