S60
図1◎スポーツセダンの「S60」
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V60
図2◎スポーツワゴンの「V60」
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XC60
図3◎クロスオーバーSUVの「XC60」
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 ボルボ・カー・ジャパンは2016年2月1日、新型エンジンを搭載した「60シリーズ」の2016年モデルを発売した。

 同社の主力車種であるスポーツセダンの「S60」、スポーツワゴンの「V60」、クロスオーバーSUV(スポーツ・ユーティリティー・ビークル)の「XC60」の3車種で、いずれも上級モデルに新型「T6」エンジンを搭載した。さらに、S60とV60には「T3」エンジン搭載車を追加した。価格(税込)はS60が434万~614万円、V60が454万~634万円、XC60が539万~719万円である(図1~図3)。

 上級モデルに搭載したT6エンジンは、排気量が2.0Lで直列4気筒のスーパーチャージャー付き直噴ガソリンエンジンで、最高出力は225kW、最大トルクは400N・m。従来の排気量3.0Lで直列6気筒のターボエンジンから変更した。3車種ともに変速機は、8速AT(自動変速機)である。アイドリングストップ機構などを組み合わせることで、JC08モード燃費は13.6km/L(V60は12.8km/L)を達成した。