太陽光パネルメーカーのカナディアン・ソーラーは1月16日、カナダで開発される、出力60MWのメガソーラー(大規模太陽光発電所)に、太陽光パネルと中圧対応の発電設備を供給したと発表した。

 100%子会社のCanadian Solar Solutions社が供給した。太陽光パネルは、オンタリオ州にある工場で製造した「CS6X」シリーズを納入した。

 メガソーラーは、オンタリオ州ウィンザー市に立地する。同市は、デトロイト川に面し、米国ミシガン州デトロイト市に接する場所にある。

 メガソーラーは、Samsung Renewable Energy社とConnor, Clark & Lunn Infrastructure社が共同で開発した。発電事業者は、Windsor Solar LP facility社となる。

 年間発電量は、カナダの一般家庭約8204世帯の消費電力に相当する、約8万6500MWhを見込んでいる。

 カナダの系統運用機関(Independent Electricity System Operator:IESO)との20年間の電力購入契約期間中に、約5万9646tのCO2の削減効果があるとしている。