IT関連などを手掛けるジオネクストは1月23日、子会社のエリアエナジー(東京都千代田区)が、投資価値の高いと判断した太陽光発電所を紹介するウェブサイト「エリアナビ」を開設したと発表した。

 エリアエナジーは、太陽光発電所の売買支援サービスに取り組んでいる企業である。

 今回の「エリアナビ」では、売買の対象となる太陽光発電所の紹介や募集のほか、稼働済みの太陽光発電所については、毎日の発電量の情報を公開している。この発電量の情報は、1週間に1回更新しており、発電所の稼働状況を確認できるとしている。

 また、エリアエナジーは、1月に3カ所の太陽光発電所の売却や購入を発表している。

 1月19日には、茨城県水戸市に立地する出力450kWの権利(経済産業省による設備認定のIDと、電力会社との受給契約に関する権利義務)を、萩原工業(群馬県前橋市)に売却したと発表した。

 この発電所の権利は、2016年12月に、電源ソリューションからの購入契約を締結していた。

 1月18日には、奈良県北葛城郡と三重県志摩市にまたがる場所に立地する、出力137kWの太陽光発電所を取得したと発表した。低圧送電線に連系する3区画の発電所で構成され、すでに稼働済みである。

 1月11日には、福島県いわき市にある出力1.984MWのメガソーラー(大規模太陽光発電所)の取得を決めたと発表した。

 すでに売電を開始しており、K&Yパートナーズ(東京都港区)から8億7400万円(税込み)で取得する。