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北国の住宅太陽光で発電量が3割増、「雪の滑り落ちやすい」屋根一体型パネル

  • 加藤 伸一=日経BPクリーンテック研究所
  • 2017/01/25 15:13
  • 1/1ページ
雪が滑り落ちやすくなる
右は、青森県と栃木県での発電量の比較(出所:カナメ)
[画像のクリックで拡大表示]

 金属製屋根などを手掛けるカナメ(宇都宮市)は1月20日、積雪地域の住宅向けに屋根一体型太陽光パネル「スノーソーラー」を発表した。

 従来品に比べて、積雪地の住宅太陽光における年間発電量を約3割増加できるとする。2月1日に発売する。

 積雪期での発電量の低下を最小限に抑えた上、日射量の少ない時間帯にも従来に比べて発電量を増やすことで実現した。

 積雪期の発電量を増やすために、屋根一体型で、パネル表面を平坦で滑らかな形状とし、雪が滑り落ちやすいようにした。雪がパネル上に積もっている時間が短いために、従来品よりも、発電できる時間が長くなる。

 加えて、低照度でも相対的に発電量の多いタイプの太陽光パネルを採用したことで、日射量の少ない時間帯にも発電量を稼げるという。

 同社では、こうした雪対策を施した場合、積雪地ではない地域と比べて、夏に寒冷な雪国の方が、年間発電量で3割増える場合もあると説明している。

 その例として、青森県に設置した出力5.7kWの発電システムの場合、従来の手法で栃木県に設置した同出力の発電システムに比べて、年間発電量が3割増えているという。

 この比較では、積雪時による発電量の低下を最小限に抑えたうえで、5~11月の発電量で栃木県を上回っている。青森県の方が、夏から秋の発電量が多くなるのは、地域柄、気温が栃木県より低いために、結晶シリコン型パネルの発電効率が落ちないからという。

 結晶シリコン型の太陽光パネルは、夏季の高温時には、発電効率が下がる特性がある。

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