サービスのイメージ
サービスのイメージ
(出所:日本電工開発)
[画像のクリックで拡大表示]

 電気設備工事を手掛ける日本電工開発(東京都江戸川区)は1月24日、太陽光発電所向けの保守サービスを開始したと発表した。低圧配電線に連系する出力50kW未満の設備が対象となる。

 同社は、電気設備工事の一環として、太陽光発電システムの設計・施工に取り組んでいる。手掛けた発電所の規模は、低圧連系案件からメガソーラー(大規模太陽光発電所)まで幅広いとしている。

 太陽光発電所のメンテナンスについても、発電事業者や発電システム販売会社、施工会社向けにサービスを提供してきた。

 提供する保守内容は、既存の一般的な低圧連系向け保守サービスにはないもので、電気設備工事会社ならではの内容と強調している。低圧だけでなく、高圧配電線に連系する発電所向けにもサービスを提供する。

 低圧連系の太陽光発電所1区画あたりの費用は、年間21万6000円(税抜き)となっている。

 精密点検(年1回)、定期点検(年2回)のほか、緊急出動(年5回まで対応)、常時遠隔監視などからなる。遠隔監視システムや通信費も費用に含まれている。

 また、4区画以上のメンテナンスを委託する場合、年1回、太陽光パネルを洗浄するサービスが加わる。

 除草作業は含んでいない。