ホスピタルショウ委員会委員長の大道久氏
ホスピタルショウ委員会委員長の大道久氏
[画像のクリックで拡大表示]

 健康・医療・福祉分野の国内最大規模の展示会「国際モダンホスピタルショウ2017」(2017年7月12~14日、主催:日本病院会/日本経営協会)の開催説明会が2017年1月20日、東京都内で開催された。同展示会は今回で44回目の開催で、全体テーマは「健康・医療・福祉の未来をひらく ~連携と地域包括ケアの充実を目指して~」。展示会事務局は同日、出展の申し込み受付を開始した。期間中、8万人を超える来場者を見込む。

 概要説明に立ったホスピタルショウ委員会委員長の大道久氏(日本大学名誉教授)は、地域医療構想や情報技術革新を背景に「ヘルスケアの新分野の台頭には目覚しいものがある」と指摘。具体例としてビッグデータを活用した医療や、地域包括ケアの実現に向けた地域情報ネットワークなどを挙げながら、「イノベーションや新しい考え方に基づく事業を手掛ける事業者の出展に期待したい」と述べた。

 今回は展示会場のゾーン構成を見直し、「医療情報システム」「医療連携・セキュリティ対策」「医用画像・映像ソリューション」「医療機器」「看護」「介護・福祉・リハビリ」「健診・ヘルスケア」「施設環境・アメニティ」の8ゾーン構成とした。主催者企画展示コーナーでは、保健・医療・福祉部会企画として「進化する手術室」、医療情報部会企画として「アスリート×テクノロジー」を扱う。

 2016年7月13~15日に開催された「国際モダンホスピタルショウ2016」には、336社が出展。来場者は8万942人で、海外15カ国からも参加があった(「国際モダンホスピタルショウ2016」報道特設サイトはこちら)