ユニアデックスは2017年1月18日、デバイスメーカー向けに計測デバイス製品のIoTクラウド対応を支援するサービス「DataOcean（データオーシャン）を提供開始したと発表した（ニュースリリース）。ユニアデックスがクラウドサービス基盤を運用するほか、クラウドと接続するクライアントソフトおよびインタフェース仕様を提供し、デバイスメーカーは計測デバイス製品のクラウド対応を早期に実現できるという。
DataOceanを使って計測デバイスメーカーは独自デバイスのクラウド連携を自由に構築できる
（出所：ユニアデックスのプレスリリース）
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DataOceanのクラウド機能との接続性が確認されている「MQTTクライアントソフトウエア」を提供し、デバイスメーカーによるクラウド連携機能の開発を支援する。インタフェース仕様に従って、自由に独自のデバイス機能も開発できる。MQTT（Message Queueing Telemetry Transport）は、IoT/M2M通信で利用されるシンプルで軽量な通信プロトコル。
また、標準ポータルからクラウド機能（ユーザー管理、デバイス管理、収集・蓄積、監視・アクション、可視化・取得、遠隔操作、テナント管理）が利用可能で、これらのクラウド機能に対応したデバイス製品を即座に展開できる。さらに、オープンなWeb API機能を利用して、カスタマイズポータルをデバイスメーカーが独自開発したり、独自に分析機能を組み合わせたりできる。
