国際金融公社(IFC)は1月16日、インド政府による太陽光発電の導入目標の実現を支える一環として、出力750MWのメガソーラー(大規模太陽光発電所)プロジェクト「Rewa ultra-mega solar power project」の開発を支援すると発表した。

 インド中央部にあるマディヤ・プラデーシュ州に立地し、単一の太陽光発電所としては、世界最大規模になるとしている。

 IFCは、約7億5000万米ドルの民間投資を促すための施策を講じる。IFCは、オーストラリアの外務・貿易省(Department of Foreign Trade)と連携してプロジェクトを支える。

 プロジェクト全体に必要な敷地の面積は1500haで、このうち約1300haは、マディヤ・プラデーシュ州政府による整備済みとなっている。敷地の端には、インドPower Grid社が変電所を建設中である。

 インドの新・再生可能エネルギー省(Ministry of New and Renewable Energy)も、「ソーラーパーク開発方式(solar parks development scheme)」の下、プロジェクト開発を支援している。

 発電事業者は、インドMadhya Pradesh Urja Vika Nigam社と、インドSolar Energy社の合弁によるSPC(特定目的会社)であるRewa Ultra-Mega Solar Power社となる。