VGJ社長のTill Scheer氏
VGJ社長のTill Scheer氏
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 ドイツVolkswagen(VW)社の日本法人、フォルクスワーゲングループジャパン(VGJ)の社長であるTill Scheer氏は、新型SUV(スポーツ・ユーティリティー・ビークル)「ティグアン」の発表会に登壇し、VGJにとって2017~18年は反転攻勢の時期になると語った。

 同社では、2016~17年は基盤強化の時期と位置付け、顧客との対話や顧客との接点づくりに取り組んできた。2017~18年は、顧客満足度(CS)でトップを目指し、リーディングインポーターの座の奪回を狙う。CSを重視するのは、「顧客に満足してもらえば、業績は付いてくる」(同氏)と考えるから。「人中心のアプローチで再びナンバーワンを目指す」と意気込みを語る。さらに、2019~20年はさらなる躍進の時期と位置付けていることも明らかにした。

 VGJが2017年に日本で導入を計画している新型モデルは、ティグアン以外では「ゴルフ」「同ヴァリアント」「up!」「e-ゴルフ」。同氏によれば、up!は同年5月、e-ゴルフやゴルフ、同ヴァリアントは同年夏の導入を予定している。