キヤノンは、塗装面や光沢紙などの表面反射状態を評価するためのハンディーサイズの測定器「表面反射アナライザー RA-532H」を発表した(ニュースリリース)。光沢度、曇り度、写像性、2次元BRDF(Bidirectional Reflectance Distribution Function)という4つの指標を同時に測定できる。2017年4月上旬に発売する。

 フラットパネルディスプレー用のフィルムや用紙の曇り具合をはじめ、自動車の外装塗装や各種パッケージの光沢感など、さまざまな製品の品質評価・検査において、表面の反射状態の計測に関する多様なニーズに対応するという。

「表面反射アナライザー RA-532H」 キヤノンのデータ。
「表面反射アナライザー RA-532H」 キヤノンのデータ。
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