中国のパワーコンディショナー(PCS)メーカーのSungrow Power Supply社は1月6日、日本の2カ所のメガソーラー(大規模太陽光発電所)に、合計出力18MW分のPCSを供給したと発表した。
採用されたのは、コンテナ収納型の出力2MW・直流入力1000V対応機の「SG2000」。2016年12月に納入した。
関西電力管内にあるメガソーラーに出力10MW分、中部電力管内にあるメガソーラーに同8MW分を納入した。
Sungrow社によると、「日本の太陽光発電市場では、基準や性能などへの要求が厳しいことから、これらを満たせる日本のPCSメーカーが強い状況が続いている。このような中、日本のEPC(設計・調達・施工)サービス企業に採用されたことで、日本の大型プロジェクトに貢献できることを証明した」と強調している。
相対的に設置面積が小さいことや、買取価格の低減に対応したコスト競争力などの点が評価されたとしている。