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NEDO、インドで系統用蓄電池の実証事業、太陽光・風力の変動対策に

  • 金子憲治=日経BPクリーンテック研究所
  • 2017/01/11 10:27
  • 1/1ページ
インドに稼働するメガソーラー
(出所:Tata Power)
[画像のクリックで拡大表示]

 NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)は1月10日、インドで系統用蓄電システム導入に向けた実証前調査(FS)を開始すると発表した。

 1月9日にインドで経済産業省とインド政府の間で「系統安定化問題を解決するための蓄電システム導入に向けた協力」について合意された。今回の実証事業は、それに基づくもの。

 インド政府は、2022年までに太陽光・熱発電で1億kW(100GW)、風力で6000万kW(60GW)、バイオマス1000万kW(10GW)、小水力500万kW(5GW)の導入目標を掲げている。こうした再生可能エネルギー導入量は世界有数の規模で、インド政府は発電設備と並行して電力系統を強化していく方針という。

 具体的には、出力の変動性する太陽光、風力発電の普及拡大に向け、州内・州間送電系統の強化や発電量の予測・監視を行う「再生可能エネルギー管理センター(REMC)」の設置などを計画している。

 こうした系統運営の強化策の一つとして、日本の有する「蓄電池とその材料に関する技術」や、日本で実証的に取り組んできた「電力系統に接続した複数の蓄電池を統合的に充放電制御する技術」などが注目されているという。

 こうした状況を踏まえ、2015年12月の日印首脳会談のファクトシートおいて「インドでのエネルギー貯蔵技術の配備に向けた適切な措置に関する調査の開始」が記載された。これを契機に、日インド両政府は、太陽光、風力発電の普及拡大に向けたエネルギー貯蔵システム導入に関する検討を進めてきた。

 今回、世耕経済産業大臣とインドのゴヤル電力・石炭・新・再生可能エネルギー大臣が合意したことで、NEDOは、インドにおいて、系統用蓄電システムの実証事業の詳細な計画を作るためのFSを開始する。公募は1月下旬頃に開始する予定。

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