中国の太陽光パネル大手であるレネソーラ(Renesola)社は1月6日、ポーランド南部で出力13MWのメガソーラー(大規模太陽光発電所)開発プロジェクトを受注したと発表した。

 同プロジェクトは、1MWのメガソーラー13カ所から構成されており、いずれも408.8ズロチ(約1万1400円)/MWhの買取価格が保証されている。系統網への接続は、2017年12月までを見込む。発電した電力は、15年間の電力購入契約(PPA)の下、各地域の電力事業者に全量を売電する。

 ポーランド政府のエネルギー規制局(Energy Regulation Office)が、太陽光発電の入札を2016年12月30日に初めて実施したもの。設置規模が小さい今回の初入札では、合計76件、総設備容量で約70MWの太陽光発電プロジェクトが採択されたという。

 同社のXianshou Li最高経営責任者(CEO)は、「今回受注したプロジェクトを起点として、ポーランドや他の新興市場における太陽光の導入を支援していきたい」と述べている。

 レネソーラ社は、ポーランド以外にもトルコで116MW(関連記事)、米国では107MW(関連記事)のメガソーラー開発プロジェクトに参画している。