経済産業省は2017年1月5日、「中堅・中小企業等イノベーション創出支援プログラム(飛躍NextEnterprise)」の参加企業55社を発表した(pdf形式のニュースリリース)。デジタルヘルス分野の企業が多数選出された。

 同プログラムは、安倍首相が2015年4月30日に米国シリコンバレーで発表した「シリコンバレーと日本の架け橋プロジェクト」の一環で実施するもの。高い技術力や優れた事業アイデアを持つ日本の有望な中堅/中小/ベンチャー企業を、シリコンバレーをはじめとする世界のイノベーション拠点に派遣する。

 シリコンバレーと日本の架け橋プロジェクトでは、シリコンバレーの資源を生かしたプログラムを実施。シリコンバレーと日本の起業家や企業をつなぐことで、世界に通用するイノベーションを持続的に創造する仕組みを形成することを目指す。

 この一環で実施する中堅・中小企業等イノベーション創出支援プログラムには、全国から202社が応募。外部有識者や運営事務局、経済産業省から成る審査委員会で、各社の技術力や製品・サービスの優位性、各コースとの親和性などを審査し、55社を決定した。デジタルヘルス銘柄では、キュア・アップ、seven dreamers laboratories(セブンドリーマーズラボラトリーズ)、Eyes, JAPAN、QDレーザ、HoloEyes、エルピクセル、メドピア、メドレー、リーズンホワイなどが選出された(pdf形式の選出企業リスト)。