中国の再生可能エネルギー発電事業者であるSPI Energy社は2016年12月16日、千葉県内の2カ所に建設する合計出力3.98MWのメガソーラー(大規模太陽光発電所)プロジェクトに出資したと発表した。

 いずれも、出力約1.99MWで、両メガソーラーを開発しているイースタジアグループ(東京都港区)から、50%の持分を取得したとしている。

 イースタジアグループは、日本と上海に拠点を置き、再エネ発電所の開発や金融・投資などを手掛けている。

 二つのメガソーラーは開発中で、2018年第3四半期に連系する予定。イースタジアグループは、2017年第1四半期に両プロジェクトを第三者に売却する計画で開発していた。

 稼働後は、東京電力エナジーパートナーに売電する予定。

 SPI Energy社とイースタジアグループは、2014年11月から、茨城県鹿嶋市にある出力約1.99MWのメガソーラーを共同開発した実績もあるという。