不動産開発を手掛けるTKMデベロップメント(東京都渋谷区)は12月6日、和歌山県で計画している、出力約76.6MW(太陽光パネル出力ベース)のメガソーラー(大規模太陽光発電所)に関して、環境影響評価方法書の縦覧をはじめた。

 同社は、小中規模のオフィスビル・集合住宅などとともに、メガソーラーを開発している企業である。

 今回の縦覧は、「(仮称)直川・府中太陽光発電事業 環境影響評価方法書」が対象となる。和歌山県の環境影響評価条例に基づいて公表したもの。

 メガソーラーは、和歌山市北部にある直川(のうがわ)と府中にまたがる場所に立地する予定。

 用地の造成や、樹木の伐採、整地、運営時の草刈りなどでは、和歌山市内で積極的に雇用し、地域に配慮するなどとしている。

 縦覧の期間は、2016年12月6日~2017年1月10日の9時~17時(土日祝日と12月29日~2017年1月3日は除く)としている。

 縦覧場所は、和歌山市役所の直川支所、同市役所の紀伊支所、同市役所の市民環境局(環境部 環境政策課)、和歌山県庁(環境生活部 環境政策課 環境生活総務部)である。

 また、環境の保全の見地からの意見を、1月24日までの期間で受け付けている。