旭化成エレクトロニクスは、ダイナミックレンジ(DR)とSN比が123dB(ステレオ出力時)と高く、全高調波歪み+雑音(THD+N)が−113dBと低い32ビット分解能のD-A変換器IC「AK4493EQ」を開発し、2018年1月に販売を開始する。同社独自の「VELVET SOUNDテクノロジー」を採用したオーディオ用D-A変換器ICで、同社従来品である「AK4490EQ」のアップグレード品という位置付けだ。回路設計と製造プロセスを最適化することで、ダイナミックレンジとSN比を高め、THD+Nを低減したという。ハイエンドオーディオ機器や、プロフェッショナル向けオーディオ機器、AVレシーバー、CD/SACDプレーヤー、ネットワーク対応のオーディオプレーヤー、USB対応D-A変換装置(DAC)、サウンドバー、Bluetooth対応ヘッドホンなどに向ける。
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