米Linear Technology社は、アクティブジッターを20fsRMS(12k〜20MHzにおける最大値)に抑えたクロックディバイダー/ドライバーIC「LTC6954」を発売した。10Hz〜ナイキスト周波数における最大値は85fsRMSである。クロック信号入力は1本で、最大で1.8GHzに対応する。このクロック入力信号から、3つのクロック信号を生成して出力する。3つのクロック信号は、同社独自の「EZSync」を使って、同期をとることが可能だ。分解能が高い高速なA-D/D-A変換器に供給するクロック信号の分配回路に向ける。「低ジッターのクロック信号を分配することで、A-D/D-A変換器のSN比を高められる」(同社)としている。
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