米Efficient Power Conversion(EPC)社は、スイッチング周波数が最大10MHzと高いDC-DCコンバーターの評価ボード「EPC9086」を発売した。ハーフブリッジ構成のDC-DCコンバーターである。スイッチング素子には、同社の+30V耐圧GaNトランジスタ「EPC2111」を2個採用。ゲートドライバーICには、米Peregrine Semiconductor社の「PE29102」を搭載した。スイッチング周波数が極めて高いため、DC-DCコンバーター回路の小型化と低背化を実現できるとする。例えば、開発ボードの面積は51.2mm×51.2mm(2インチ×2インチ)である。+12Vの中間バス電圧に対応したPOL(Point Of Load)コンバーターとしての利用を想定する。具体的な用途としては、ノートパソコンやタブレット端末、ファブレット端末(画面寸法が5.5インチ以上7インチ未満のスマートフォン)などを挙げている。
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