米Diodes社は、ACアダプターなどに向けた擬似共振(Quasi-Resonant)PWM制御IC「AP3301」を発売した。このICを使うことで、絶縁型フライバックコンバーターを構成できる。特徴は、高い変換効率を実現できる点にある。例えば、すべての負荷状態において、米国の変換効率規制である「DOEレベル6」や、欧州の同様の規制である「COC Tier2」をクリアできるという。セットトップボックスや家庭用ゲーム機などのACアダプターのほか、パソコン用補助電源(ATX/BTX仕様準拠のマザーボード向け)やオープンフレーム型スイッチング電源などに向ける。
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