米Vicor社は、降圧比が1対16で、入力電圧範囲が+400〜700Vの絶縁型DC-DCコンバーターモジュール「BCM4414xG0F4440yzz」を発売した。同社は「バス・コンバーター・モジュール(BCM:Bus Converter Module)」と呼ぶ。同社独自の電源構成である「ファクタライズド・パワー・アーキテクチャー」に対応する。このアーキテクチャーは、「降圧(VTM)、出力安定化(PRM)」という順番で実行されていた降圧型DC-DCコンバーターでの処理を、「出力安定化(PRM)、降圧(VTM)」の順番に変更したものだ。発売したバス・コンバーター・モジュールは、出力安定化(PRM)の前段に置き、高い入力電圧を低くする用途に向ける。具体的な用途としては、通信機器やハイエンドコンピューター、自動テスト機器、産業用電子機器、輸送機器などを挙げている。
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