米Diodes社は、FPGAに電力を供給する電源ラインに使うバルクコンデンサーの放電に向けた+30V耐圧のMOSFET「DMN3027LFG」を発売した。nチャネル品である。現在FPGAは複数の電源レール(電源電圧)で駆動しており、起動時や停止時には、電源の投入/切断を正しい順番(シーケンス)で実行することが求められている。発売したMOSFETを使えば、バルクコンデンサーに蓄えられた電荷を短時間で安全に放電させることが可能になるため、正しいシーケンスを組むことが容易になるという。通信機器やサーバー、ネットワーク機器などに搭載するDC-DCコンバーターのほか、パワーマネジメント回路、液晶パネルのバックライト駆動回路などに向ける。
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