分散型電源アーキテクチャーの業界標準規格を策定するArchitects of Modern Power(AMP)コンソーシアムは、定格60Aと大きい非絶縁型デジタルPOL(Point Of Load)コンバーターに向けた機械的/電気的規格「gigaAMP」を策定した。同コンソーシアムが2015年9月に発表した出力電流が6〜18Aの非絶縁デジタルPOL規格「picoAMP」の大電流版という位置付けだ。25.1mm×14.1mmと小さいLGA(Land Grid Array)パッケージで、60Aと大きな電流を扱える。米Murata Power Solutions社で社長兼CEOを務めるSteve Pimpis氏は、「60A対応の新企画が加わることで、インテリジェントな電源インフラに対する性能や複雑性、柔軟性に対する要望の高まりに、確実に対応できるようになる」とコメントしている。gigaAMP規格に準拠した製品は、2016年中に参加企業から発表される予定だ。

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