米Texas Instruments(TI)社は、入力電圧範囲が+4.0〜16.0V で、最大出力電流が40Aと大きい降圧型DC-DCコンバーターIC「TPS543C20」を発売した。最大の特徴は、フィードバックループの制御方式に同社独自の「アドバンスト電流モード(ACM:Advanced Current Mode)」を採用したことにある。これは、エミュレーテッドピーク電流モードを活用したものだ。「内部で発生させたランプ波を使って、幅広いスイッチング周波数にわたってダイナミックに出力電圧を安定化できる」(同社)。この制御方式を使うことで、大きく2つのメリットが得られる。1つは、位相補償回路の外付けが不要になること。もう1つは、「固定スイッチング周波数での動作と、コンスタントオン時間(COT)方式と同等の高速な過渡負荷応答特性を両立できる」(同社)ことである。

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