村田製作所は、工作機械のロータリーエンコーダーなどに向けたアナログ信号出力タイプの磁気抵抗(AMR:Anisotropic Magneto-Resistive)センサー「MRESシリーズ」を発売した。すでに2017年7月に量産を開始している。AMRセンサーは、磁気抵抗素子を採用する。モーターの回転軸などに磁石を取り付け、AMRセンサーをこれに近づけることで回転や変位を検出できる。同社によると、「工作機械などに向けたロータリーエンコーダーには小型化と低消費電力が求められる。こうしたニーズに応えるため、高抵抗な磁気抵抗素子を使ったアナログ信号出力タイプを製品化した」という。工作機械のほか、各種産業機器に向ける。
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