米Fairchild Semiconductor社は、PoE(Power over Ethernet)機器に向けたアクティブブリッジ整流器IC「FDMQ8205」を発売した。同社の「GreenBridgeシリーズ」に含まれる製品である。4個のショットキーダイオードの代わりに、4個のMOSFETで構成した。「ショットキーダイオードで構成した場合に比べて電力損失を1/10程度に抑えられる」(同社)。このためヒートシンクを小型化、もしくは不要にできたり、設計の簡素化や部品コストの削減、実装面積の削減を実現できたりするという。「IEEE 802.3at」規格に準拠する。PoE受電機器に向ける。具体的なアプリケーションとしては、セキュリティーカメラやIP電話機、無線アクセスポイント機器、LED照明器具などを挙げている。
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