米Texas Instruments(TI)社は、モーター制御回路の実装面積を削減できるゲートドライバーIC「DRV832x」とパワーMOSFETモジュール「CSD88584Q5DC/CSD88599Q5DC」を発売した。3相ブラシレスDC(直流)モーターの駆動に向ける。今回のゲートドライバーICと、パワーMOSFETモジュールを3個組み合わせて制御/駆動回路を構成する。モーター制御/駆動回路の実装面積は511mm2に抑えられる。同社によると、「競合他社品に比べると実装面積を半減できる」(同社)という。放熱器なしで、700Wの電力をモーターに供給することが可能だ。具体的な用途としては、電動工具や組み込み用モーターモジュール、ドローンなどを挙げている。
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