米Integrated Device Technology(IDT)社は、プログラマブルな差動クロック信号出力を12本備えた周波数シンセサイザーIC「8T49N1012」を発売した。2つのインテジャー(整数分周)型出力クロック分周器と、8つのフラクショナル(分数分周)型出力クロック分周器を備える。2つのインテジャー型出力クロック分周器は、4本の差動クロック出力を生成できるため、全部で12本の差動クロック出力が得られる。出力形式はLVPECL、LVDS、HSCLの中から選択できる。2×12のLVCMOS形式のクロック出力を選択することも可能だ。出力周波数範囲は、差動クロック出力の場合が8k〜1GHz、LVMOS出力の場合が8k〜250MHzである。エンタープライズ用途に向けたネットワーク/通信機器のほか、プリンター機器やコンピューター機器、計測器、オーディオ機器などに向ける。
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