米Analog Devices社(ADI)は、100k〜1.4GHzの周波数帯域に対応した差動アンプIC「LTC6432-15」を発売した。特徴は、直線性が高いと同時に雑音が低い点にある。出力の第3次インターセプトポイント(OIP3)は50.3dBm(150MHzにおける標準値)で、出力の1dB利得圧縮ポイント(OP1dB)は+22.7dBm(150MHzにおける標準値)といずれも高い。雑音指数(NF)は3.2dB(150MHzにおける標準値)と非常に低い。同社独自のSiGeバイポーラー技術で製造したため、GaAs pMEMT技術やMESFET技術などで製造した従来品に比べて、1/f雑音コーナー周波数を100kHz以下に下げることに成功した。このため高い直線性と、低い雑音特性を両立できたとしている。サンプリング周波数が高いA-D変換器のドライバー回路や、CATV用アンプ回路、レーダー受信機のIFアンプ回路などに向ける。

この記事は会員登録で続きをご覧いただけます

日経クロステック登録会員になると…

新着が分かるメールマガジンが届く
キーワード登録、連載フォローが便利

さらに、有料会員に申し込むとすべての記事が読み放題に!
春割キャンペーン実施中!
>>詳しくは


日経クロステックからのお薦め

春割キャンペーン実施中!
日経BP総研の問い合わせフォーム

企業価値を高めたいとお悩みなら

日経BP 総合研究所がお話を承ります。ESG/SDGs対応から調査、情報開示まで、お気軽にお問い合わせください。

ブランド強化、認知度向上、エンゲージメント強化、社内啓蒙、新規事業創出…。各種の戦略・施策立案をご支援します。詳細は下のリンクから。

日経BP総研の問い合わせフォームへ行く

日経BPで働きませんか

日経BPで働きませんか

「デジタル&ソリューション」をキーワードに、多様な事業を展開しています。

日経BPは、デジタル部門や編集職、営業職・販売職でキャリア採用を実施しています。デジタル部門では、データ活用、Webシステムの開発・運用、決済システムのエンジニアを募集中。詳細は下のリンクからご覧下さい。

Webシステムの開発・運用(医療事業分野)

システム開発エンジニア(自社データを活用した事業・DX推進)

システム開発エンジニア(契約管理・課金決済システム/ECサイト)