米Allegro MicroSystems社は、+2.8〜5.5Vと低い電源電圧で動作するホール効果センサーIC「APS122x5ファミリー」を発売した。バイポーラCMOS技術で製造した。特徴は、高周波のチョッパー安定化回路を適用することで、最大+175℃と高い動作接合部温度でも、外部から強い物理的なストレスを受けたときでも、良好な磁気安定性を得られることにある。このためオフセット電圧の発生を防げるとしている。車載用半導体ICの品質規格である「AEC-Q100」に準拠する。車載機器や産業機器などに搭載するミーターやエンコーダーの駆動回路に向ける。具体的なアプリケーションとしては、パワーウインドウやサンルーフ、テールリフトなどの車載機器のほか、窓用自動ブラインドやガレージドア開閉器などを挙げている。
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