米Peregrine Semiconductor社は、GaN（窒化ガリウム）材料を使ったドハティー型RFパワーアンプ（PA）の周波数帯域に対応した位相/振幅制御（MPAC：Monolithic Phase and Amplitude Controller）IC「PE46130/PE46140」を発売した。同社が2015年5月に市場に投入した「PE46120」と同じ製品ファミリーに含まれるのもので、対応する周波数範囲が異なる。PE46120は、対応する周波数範囲が異なる。PE46120は1.8G〜2.2GHzに対応しており、LDMOS（Laterally Diffused Metal Oxide Semiconductor）ベースのドハティー型PA向けだった。今回発売した2製品は、LDMOSでは対応できずGaNベースのドハティー型PAが必要になる高周波領域に向けたもの。PE46130は2.3G〜2.7GHzに、PE46140は3.4G〜3.8GHzに対応する。LTE/LTE-A用無線通信インフラ装置や、レーダー装置などに向ける。
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