米Analog Devices社は、5kVの絶縁耐圧を備えるPWM制御ICを3製品発売した。いずれも、トランスやスイッチング素子、コンデンサー、抵抗器、ダイオードなどを外付けすることで、絶縁型のDC-DCコンバーター回路を構成できる。一般に、こうした回路では、2次側で検出した情報を1次側にフィードバックする際に、フォトカプラーなどの絶縁素子を使うが、発売したICはこの絶縁素子をあらかじめ集積したため外付けで用意する必要はない。このためプリント基板上の実装面積が35%程度削減できるという。絶縁素子は、同社独自の磁気結合技術「iCoupler」で作成した。スモールセル(小型の無線通信基地局)や、PoE(Power over Ethernet)給電機器、エンタープライズ用スイッチ/サーバーなどに向ける。
この記事は会員登録で続きをご覧いただけます
-
会員の方はこちら
ログイン -
登録するとマイページが使えます
今すぐ会員登録(無料)
日経クロステック登録会員になると…
・新着が分かるメールマガジンが届く
・キーワード登録、連載フォローが便利
さらに、有料会員に申し込むとすべての記事が読み放題に!
春割キャンペーン実施中!
>>詳しくは
日経クロステックからのお薦め
日経BP 総合研究所がお話を承ります。ESG/SDGs対応から調査、情報開示まで、お気軽にお問い合わせください。
ブランド強化、認知度向上、エンゲージメント強化、社内啓蒙、新規事業創出…。各種の戦略・施策立案をご支援します。詳細は下のリンクから。
「デジタル&ソリューション」をキーワードに、多様な事業を展開しています。
日経BPは、デジタル部門や編集職、営業職・販売職でキャリア採用を実施しています。デジタル部門では、データ活用、Webシステムの開発・運用、決済システムのエンジニアを募集中。詳細は下のリンクからご覧下さい。