米Analog Devices社は、デジタル電源モニター機能を搭載したホットスワップ(活線挿抜)制御IC「ADM1272」を発売した。稼働中のバックプレーンにボードを差し込んだり、抜き取ったりする際に発生する過渡電圧からシステムを保護する用途に向ける。さらに、12ビット分解能のA-D変換器を集積したため、電流や電圧、電力といったパラメーターを測定(モニター)でき、PMBusを介してその測定結果にアクセスできる。+16〜80Vの電源電圧に対応する。対応可能な過渡電圧は+120Vである。このため、+48Vや+54Vの電源バスを利用する電子機器に使える。具体的には、「サーバーや通信機器といったミッションクリティカルな電子機器のプラグインボードに搭載することで、過渡電圧によるシステム障害やシステムリセットから電子機器を保護してダウンタイムを最小限に抑えられる」(同社)という。

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