米Intersil社は、放射線耐性を備えた32チャネルの大電流ドライバーIC「ISL72813SEH」を発売した。デコーダー回路やレベルシフター回路、ドライバーアレーなどを1チップに集積した。同社によると「放射性耐性を備えた同種のICの製品化は業界初」という。複数のICを使って構成する場合に比べて、実装面積を最大50%削減できる。導波路スイッチや同軸スイッチ、リレーの駆動のほか、ラインドライバー、ロジックバッファーなどの用途に向ける。具体的なアプリケーションとしては、宇宙衛星のコマンドシステムやテレメトリーシステムなどを挙げている。
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