米Intersil社は、競合他社品に比べて実装面積を70％削減した絶縁型RS-485トランシーバーIC「ISL32704E」を発売した。パッケージは、実装面積が4mm×5mmと小さい16端子QSOPである。同社によると「業界最小を実現した」という。最大データ伝送速度は4Mビット/秒で、双方向伝送に対応する。絶縁耐圧は2.5kVRMS。動作電圧は600VRMSである。工場やビルで発生するコモンモード雑音から、RS-485対応通信バスを保護する用途に向ける。具体的な用途としては、産業用IoTネットワーク機器や、計装機器、ロボット、モーター駆動機器、データアクイジション機器、デジタル入出力（I/O）モジュール、プログラマブル・ロジック・コントローラー（PLC）などを挙げている。
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