伊仏合弁STMicroelectronics社は、入力オフセット電圧を25μV(+25℃における最大値)に抑えたオペアンプを2個集積したIC「TSZ182」を発売した。入力オフセット電圧の温度ドリフトは、−40〜+125℃の動作温度範囲において0.1μV/℃(最大値)と小さい。スイッチング素子をオン/オフさせてアナログ入力信号を変調することで、入力オフセット電圧とその温度ドリフトをゼロ補正する「チョッパー技術(チョッピング技術)」を採用した。いわゆる「ゼロドリフトアンプ」である。人体の状態を検知するモニター機器や、血糖値計、産業用センサー機器、FA機器、ローサイド電流検出用途などに向ける。

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