東芝は、+650V耐圧のSiC(炭化シリコン)ショットキー・バリアー・ダイオードを8製品発売した。同社のSiCショットキー・バリアー・ダイオードの第2世代品で、第1世代品に比べてサージ電流耐量を約70%増やすと同時に、性能指数(アノード-カソード間のオン抵抗と端子間容量の積)を約30%低減した。このため、適用した電源装置の電力損失を削減できる。電源装置の力率改善回路(PFC:Power Factor Correction)に向ける。具体的な用途としては、4K対応の液晶テレビやプロジェクター、複合機、無線通信基地局、パソコンサーバーなどに搭載する電源装置を挙げている。
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