三重交通グループホールディングスの事業会社である三交不動産(三重県津市)は11月30日、三重県松阪市に、出力15.43328MWのメガソーラー(大規模太陽光発電所)「松阪山室メガソーラー発電所」が完成したと発表した。12月1日に運転を開始した。

 松阪市山室町字貝場にある、面積約16.4haの土地に立地する。総投資額は、約47億円となっている。

 年間発電量は、一般家庭約5200世帯の消費電力に相当する、約1890万kWhを見込んでいる。

 今回の稼働によって、三交不動産が発電事業者となる太陽光発電所は、14カ所・合計出力約37MWとなった。

 施工や設備については、従来の同社のメガソーラーと同様とした。EPC(設計・調達・施工)サービスは千代田化工建設が担い、太陽光パネルにソーラーフロンティア製、PCSに東芝三菱電機産業システム(TMEIC)製を採用した。

 また、松阪山室メガソーラー発電所では、住友電気工業の電力線通信を使ったストリング監視システムを採用している(関連ニュース)。

■変更履歴
公開当初、見出しで「松坂市」としていましたが,「松阪市」です。お詫びして訂正します。本文は修正済みです。 [2015/12/8]