中国の太陽光パネルメーカー大手であるインリー・グリーンエナジー・ホールディングは11月30日、ポーランドで合計出力30〜60MWのメガソーラー(大規模太陽光発電所)を開発すると発表した。

 欧州の子会社であるYingli Green Energy Europe社が、ポーランドの再生可能エネルギー開発事業者のR.Power社と提携して開発する。

 ポーランドで2016年〜2017年に実施される入札に応札する準備を整え、合計出力60MWの地上設置型のメガソーラーの開発を目指している。開発プロジェクトは、Yingli Green Energy Europe社、R.Power社が折半で保有する。

 欧州連合(EU)は、2020年に全電源に占める再エネ比率を15%に高めるという目標を掲げている。ポーランドは、この目標を達成するため、同年までに合計出力11GWの再エネ発電所の導入を目指している。