「KCT洸陽那須太陽光発電所」 
「KCT洸陽那須太陽光発電所」 
(出所:KCT洸陽合同会社)
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 KCT洸陽合同会社(東京都千代田区)は11月25日、栃木県那須町に建設を進めていた出力2.1MWのメガソーラー(大規模太陽光発電所)「KCT洸陽那須太陽光発電所」が完成し、竣工式を開催したと発表した。

 KCT洸陽合同会社は、洸陽電機(神戸市)と東京センチュリーリース、京セラの3社により2015年に創立された事業会社。「KCT洸陽那須太陽光発電所」は、KCT洸陽合同会社の手掛ける、最初の太陽光発電所となる。

 遊休地だった2万3472m2の山林に、京セラ製のシリコン多結晶型太陽光パネル(出力260W/枚)を7964枚設置した。年間の発電量は約202万kWhを見込み、一般家庭約620世帯分の年間電力消費量に相当する。

 EPC(設計・調達・施工)サービスとO&M(運営・保守)は洸陽電機が担当する。パワーコンディショナー(PCS)は、東芝三菱電機産業システム(TMEIC)製を採用する。PCSの総出力は1.5MWとなる。

 KCT洸陽合同会社は、今後3年間で、合計25MW以上の太陽光発電所の建設を計画しているという。