日本アジア投資のプロジェクト一覧 
日本アジア投資のプロジェクト一覧 
(出所:日本アジア投資)
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 日本アジア投資は、リニューアブル・ジャパン(東京都港区)と協業し、三重県伊勢市柏町西ノ町で、出力2.01MWのメガソーラー(大規模太陽光発電所)の建設を開始したと発表した。発電所名は、「伊勢市柏町西ノ町発電所」となる。2016年3月に完工する予定。

 敷地面積は、約2万1000m2で、未利用の雑種地と休耕地を活用する。EPC(設計・調達・施工)サービスはリニューアブル・ジャパンが担当し、太陽光パネルは中国インリーソーラー製、パワーコンディショナー(PCS)は日新電機製を採用する。

 年間の発電量は、一般家庭690世帯分に相当する約240万kWhを想定している。買取価格32円/kWhで中部電力に売電する。

 総工費は約7億円。同社の手元資金に加え、金融機関によるプロジェクトファイナンスを組成し、融資を受ける計画という。

 日本アジア投資は、3年以内に100MW規模のメガソーラー事業の売電開始を目指しており、企画中の案件も含め、10月末現在で合計85.9MWのプロジェクトを進めている。ファンドの組成も計画している。

 リニューアブル・ジャパンはメガソーラー開発のベンチャー企業で、すでに250MW以上の案件を進めている。日本アジア投資は、リニューアブル・ジャパンに出資するとともに、連携してメガソーラー開発を進めている(関連記事)。