「神奈川電力栃木太陽光発電所」 
「神奈川電力栃木太陽光発電所」 
(出所:オーイズミ)
[画像のクリックで拡大表示]

 オーイズミは11月12日、栃木県那須郡那珂川町に出力約20MWのメガソーラー(大規模太陽光発電所)「神奈川電力栃木太陽光発電所」が完成し、運転を開始したと発表した。事業主体は、同社の連結子会社である神奈川電力(神奈川県厚木市)となる。

 ゴルフ場だった41万6700m2の用地に太陽光パネルを7万7000枚設置した。設計施工は、パナソニック環境エンジニアリングが担当し、太陽光パネルはインド企業製と北欧企業製のものを設置した。パワーコンディショナー(PCS)はダイヘン製を採用した。一般家庭約6500軒に相当する、年間2342万kWhの発電量を見込んでいる。

 総事業費は約57億円で、都市銀行から融資を受けた。固定価格買取制度(FIT)を活用し、全量を東京電力に売電する。買取価格は36円/kWh(税別)。

 神奈川電力は、すでに神奈川県厚木市内に2サイトのメガーラーを稼働しており、「神奈川電力栃木太陽光発電所」と合わせて約24MWの太陽光発電設備を持つ(関連記事