ヘルスパッチMD
ヘルスパッチMD
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 オムロン ヘルスケアは、米Vital Connect社のウエアラブルセンサー「ヘルスパッチMD」に関し、日本市場における販売契約を同社と締結した。2015年11月20日に、研究機関向けに発売する。販売は、オムロン ヘルスケアマーケティングを通じて行う。

 ヘルスパッチMDは、胸部に貼り付けて使用するウエアラブルセンサー。心電図(単極)や心拍数、呼吸状態、姿勢、体表面温度などの生体情報を収集し、Bluetooth4.0でワイヤレス送信できる。2015年2月には、日本における医療機器の第三者認証(テレメトリー式心電送信機/体動センサ)を取得したと米Vital Connect社が発表していた(関連記事)

 測定は、使い捨てタイプのパッチと組み合わせたうえで、胸部に貼り付ける。今回、パッチには粘着剤の異なる「Active」と「Gentle」の2種類を用意。使用する患者の状態や活動状況に応じて使い分けることができる。電池(空気亜鉛電池)は最大で連続96時間の使用が可能。重さは約11g。

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